収穫のタイミングと収穫機の調整にこだわっているおかげで、未成熟果実の混入が非常に少ないチェリーを得ることが出来ます。ですので、フローター選別をおこないません。収穫したチェリーをそのまま乾燥パティオに広げます。彼らはこの方法を「ニュー・ジレトダホーサ」と呼んでいます。(「NEW direct to patio」という意味)
●乾燥方法:lado a lado process ラド・ラド プロセス。side by side。乾燥中、果実と果実が上下に重ならないように果実を広げます。大切な「甘味」を作るための乾燥方法で、ドライ進行度が安定し商品を作る最適な原料となります。重ならないように果実を広げることで、不必要な発酵も防ぎます。7日間ほどで天日乾燥を終え、その後機械乾燥を行っています。
生産地情報 ●地域: ブラジル ミナスジェライス州カンポ・ダス・ヴェルテンテス地域サントアントニオドアンパロ周辺 ●生産者: サントアントニオエステートコーヒー生産者組合(SAEC) サントアントニオドアンパロを中心に周辺のオリベイロ、カルモデマタそしてボンスセッソ、サンフランシスコデパウラに及ぶ約20農園からなる生産者共同体。 <サントアントニオエステートコーヒー生産者組合(SAEC)> Mission:We cultivate relationships, We harvest trust and We deliver prosperity. Vision:To be a platform for continuous transformation in the specialty coffee chain.
キャッチフレーズは“ショコラのこどもたち”。エスプレッソにどうぞ。
ミナスジェライス州サントアントニオ地域の約20農園からなる生産者共同体(サントアントニオ生産者組合。社名「サンコーヒー社」)の力作!!ブラジルらしいナッツフレーバーと甘味、チョコレートのようなフレーバーが魅力。エスプレッソのアクセントに。
=== サンコーヒー社のこだわり ===
●収穫タイミングにこだわる
彼らは“いかにいいナチュラルをつくるか”に注力しており、そのために収穫タイミングを調節しています。
収穫期に同じ区画で3回ほど収穫機を入れるのですが、カラカラの過熟果実ではなく、その手前の水分が多い完熟果実の多いタイミングを見計らって収穫機を入れます。
収穫機の果実を叩き落とす棒の振動の強弱を調整することで、完熟果実を選択的に収穫できるようになっています。
収穫のタイミングと収穫機の調整にこだわっているおかげで、未成熟果実の混入が非常に少ないチェリーを得ることが出来ます。ですので、フローター選別をおこないません。収穫したチェリーをそのまま乾燥パティオに広げます。彼らはこの方法を「ニュー・ジレトダホーサ」と呼んでいます。(「NEW direct to patio」という意味)
これは、収穫したチェリーの熟度が高く均一性が高いためできるものです。
●天然のイリゲーション
プレミアムショコラのサンコーヒーに関しては「天然のイリゲーション(灌漑)」とも言える畑づくりをおこなっており、根を深く張れるような土づくり・雨が多少降らなくても土壌に残る水分で木がきちんと育つ土づくりをおこなっております。
●乾燥方法:lado a lado process
ラド・ラド プロセス。side by side。乾燥中、果実と果実が上下に重ならないように果実を広げます。大切な「甘味」を作るための乾燥方法で、ドライ進行度が安定し商品を作る最適な原料となります。重ならないように果実を広げることで、不必要な発酵も防ぎます。7日間ほどで天日乾燥を終え、その後機械乾燥を行っています。
=== 工程 ===
(農園)完熟果実収穫→天日乾燥→機械乾燥→脱殻
(工場)風力選別(異物選別)→スクリーン選別→比重選別→電子選別
=== 補足 ===
コーヒービーンは、一つの果実の中で2つできることが多いのですが、一つしか成長しなかった場合にまるい形のピーベリーができます。ピーベリーが大きくなるとフラットビーンになるということではありません。
=== 『プレミアムショコラ』と『ショコラピーベリー』===
どちらもご使用いただいているお客様に、どの様に使い分けをされているのか伺ってみました。
『ショコラピーベリー』の方が、若干甘味の主張があるように感じるとのことでした。『ショコラピーベリー』をエスプレッソ用のブレンドにし、カフェラテなど、ミルクを使用するドリンクに主に使用しており、『プレミアムショコラ』は定番のブレンドや、単品販売にし、使い分けているそうです。外観だけでなく、香味の特徴を捉えて頂いているのが嬉しかったです。
利用シーン
・まだまだ知らない人が多いピーベリー。
「えっ!こんなに可愛いコーヒーがあるんだぁ。」と思ってもらえるので、珍しい形状のコーヒー豆で”ワクワク”を提供したい時のセレクトに。
・可愛らしさに癒されたい時に。
味・香りについて
浅煎り
オレンジやみかんなどの甘さの伴った柑橘系の香り、フルーツ感。チョコレートのような甘味と粘性を感じる。フレッシュで華やか。質の良さを感じる。
中煎り ゆっきー&たうおススメ
ブラジルらしいナッツのような香りとチョコレートのような甘味が広がる。エスプレッソにも合う。口当たりはやわらかく、丸みがある。余韻が長い。浅煎りよりもボディー感が増し、香り、甘味、酸味、ボディーのバランスがgood。「ショコラ感」を楽しんでいただける焙煎度。
中深煎り ポンテおススメ
適度な苦味が加わり、チョコレート感、コーヒー感、飲みやすさが増す。アフターでミルクチョコレートのような余韻の長い舌触りを感じる。飲みごたえがgood。
深煎り くっき~おススメ
しっかりとした苦味やぶどうの皮のような心地よい渋みを感じるが、苦味の後の甘味の”伸び”にハマる。ダークカカオ感にリッチさを感じる。エスプレッソに最適です。
お酒の席のシメに飲みたい!!
生産地情報
●地域:
ブラジル ミナスジェライス州カンポ・ダス・ヴェルテンテス地域サントアントニオドアンパロ周辺
●生産者:
サントアントニオエステートコーヒー生産者組合(SAEC)
サントアントニオドアンパロを中心に周辺のオリベイロ、カルモデマタそしてボンスセッソ、サンフランシスコデパウラに及ぶ約20農園からなる生産者共同体。
<サントアントニオエステートコーヒー生産者組合(SAEC)>
Mission:We cultivate relationships, We harvest trust and We deliver prosperity.
Vision:To be a platform for continuous transformation in the specialty coffee chain.
組合全体での成長、品質向上、ブランド構築を目指し、精力的な取り組みをおこなっており、下記共同体のメリットも活かして活動をしています。
・栽培技術などの情報の共有化
・モチベーション向上
・量の確保、高品質の商品化におけるスケールメリット など。
他、
・農園が所有する設備にて脱殻後のビッカ(選別前の原料)を、最終輸出生豆に仕上げる選別工場、及び品質管理機能、そしてシッパー(輸出)機能がある。
・農園および関係労働者の長い伝統による信頼関係が構築されている。
・BSCA、SCAAなどへ積極的に参画している。
・古くからの栽培品種栽培に注力している。
・乾燥方法やパルピング後のミューシレージ扱いなどの指示が徹底されている。
●地域特徴:
小高い丘陵地で、豊かな土壌と水資源がある。
●標高 : 1,000~1,100m
水分値9.9
生豆外観コロコロピーベリー
農薬検査社外委託検査にて、基準値以下
商品規格NO2
ピーベリー
精選方法ナチュラル
収穫時期5-9月
栽培品種ムンドノーボ、カツカイ、カツアイ
SCA評価83点